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双児の子ブタ、ぶう介、ぶう太…と飼い主まよまよのおとぼけ日記
by boubous
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箱根の旅〜その6
下の日記のつづきでし。

箱根『星の王子さまミュージアム』にて。

画像のつづきをアップする前に…、
サンテグジュペリの『星の王子さま』について。

実は、まよまよ…一度も読んだことがありませんでした。^^;
簡単なあらすじは、ネットで見て知ってたけど……

で、なぜか、帰って来てから急に読んでみたくなって……文庫本を購入。(^曲^)

ななめ読みだから、解釈がまったく間違っているかもしれない……。

でも、なんだか泣けてしまったのです。

世界各国で絵本にもなっているくらいだから、もっとファンタジックな内容なのかと思って
いたけど、ネットであらすじ読んだときから、ファンタジーじゃなさげでした。

不思議なサンデクジュペリワールド。

みなさんは、読んだことありますか?

さっくりとご紹介すると……

操縦士の「ぼく」は、飛行機の故障で、サハラ砂漠に不時着する。
1週間分の水しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいないであろう砂漠の中で、
孤独で不安な夜を過ごした「ぼく」は、翌日、1人の少年と出会う。
話しを聞くと、少年はある小惑星からやってきた王子であることを知る。

って感じで、操縦士と王子の会話でストーリーが展開していきます。

操縦士は、とにかく壊れてしまった飛行機を直さなければ帰れないので、王子の話は
てきとうに聞いてあげていました。

王子の星は家ほどの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしまう程巨大になる
バオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた1輪のバラの花があった。
美しいバラは、とてもわがままで、王子にいろいろ注文を出していた。
王子はバラの花を愛おしく思い、大切に世話していた。
しかし、ある日バラの花とけんかしたことをきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に出る。


作者のサンデクジュペリは、実際操縦士であり、美しいバラは、妻のコンスエロのことであると
言われている。
そう思いながら読んでいると、王子が小惑星を去るときの…バラとの会話が妙に切なく聞こえる…。

王子は、いくつかの惑星で、自分勝手な大人たちを見てくる。
そして、地球に落ちてきた。
地球で、王子は何千本ものバラの庭園を見て、がっかりする。
なぜなら、王子は自分の星の1輪のバラしか知らなかったから…、なんて美しい花なんだと
思っていたけど、美しいバラはここにこんなにいっぱいあるんじゃないかと…

でも、その後知り合ったキツネに、教えられる
「大切なことはね、目に見えないんだよ」

王子とキツネが仲良しの友だちになれば、たくさんのキツネの中でも、友だちのキツネだけは
特別な存在になる。
これを聞いた王子は、いくらほかにたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い精一杯の
世話をしたバラはやはり愛おしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。


愛人がいたサンデクジュペリだけど、一番に奥さんを愛していたと…この本で言いたかったのかな…
(勝手な解釈…)

ラストが…よくわからない(>_<)

飛行機が無事修理できた操縦士に、王子も自分の星に帰ると伝えるんだけど、
それは、王子が地球に降り立ってちょうど1年の同じ日の同じ場所でヘビに噛まれると
身体だけ置いて、魂?は、星に帰る…と。

「死んだように見えるかもしれないけど、それは本当じゃないからね」

王子は操縦士に心配しないように言い聞かせた。

王子は操縦士に言った「夜、星を見てほしい。ボクの星はとっても小さいから…
どの星かはわからないと思うけど、どこかの星にボクが住んでいて、笑っていると思えば、
どの星も笑っているようにみえるでしょ」

ヘビに噛まれて倒れた王子の身体は、翌朝には消えていた…。

……って。(>_<)


実際、作者のサンデクジュペリは、敵軍の偵察に向かうため飛行機で基地を飛び立ったまま
消息を絶ち、二度と戻って来なかった。
『星の王子さま』は、彼の遺作となりました。


物語のラストが、妙に切なく感じて…泣けてしまったのでした…。

もしも、本を読んでから行ってたら、もしかしてミュージアムで泣いちゃったかも^^;

では、解説は終了。^^



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こちらは、サンデクジュペリゆかりのフランスの街並を再現した王様通り。
カフェやフレグランスショップがあるけど、こちらは見せかけだけ。^^;



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こちらは、飛行士通り。



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王子が、いろんな惑星でみてきた身勝手なおとなたちのオブジェがあちこちに。
このおぢは…多分、夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やすビジネスマンかな。

この林の奥に、小さな教会があります。



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ステンドグラスには、たくさんの星と、王子が愛した真っ赤なバラが描かれていました。
教会のドアの上にも、バラが…。



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このあと、レストランでケーキセットをいただきました。

つづきは、また追ってアップします。




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by boubous | 2012-07-14 09:09 | ぶうぶうずの日記 | Comments(0)
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